カナダ保健省は4月18日、健康への影響が懸念される化学物質「ビスフェノールA(bisphenol A)」を含むプラスチック製哺乳(ほにゅう)瓶について近い将来、輸入、販売、および広告を禁じる方針を打ち出した。
トニー・クレメント保健相は首都オタワでの会見で、「(60日の)公開調査期間内に、新事実や新情報が得られない場合、政府はビスフェノールAを含む哺乳瓶の輸入・販売・広告を禁じる措置を取る」と発表。「カナダは同物質の規制を行う初めての国家となる。この予備的措置は国民の健康を勘案した場合、賢明で道理にかなうものと考える」と述べた。
ビスフェノールAが消費者製品から多量に溶け出すことが確認されたとの各国の研究報告を受け、カナダ保健省政府は前年11月、この物質の安全性を見直す検討を始めていた。
動物を使った研究によると、乳がん、卵巣がん、前立腺がんなどとビスフェノールAの少量摂取に因果関係が認められるという。
多くの製品に50年ほどにわたって使われてきたこの物質の安全性を訴えてきたプラスチックの製造業界は、カナダ保健省の発表に新たな対応を迫られている。
3ヶ月の時間差は
どうして?
研究結果の違いはどうしたものか
解釈の問題で済まされても困る。
環境ホルモン「ビスフェノールA」 厚労省、安全再評価へ
7月9日8時3分配信 産経新聞
記事本文 プラスチック食器や哺乳(ほにゆう)瓶に使われることがある化学物質「ビスフェノールA」について厚生労働省は8日、健康への影響を調べるよう食品安全委員会に諮問した。厚労省は「健康へのリスクがあるとは言い切れない」としながらも、妊婦や新生児に同物質を使った缶詰の摂取や哺乳瓶の使用を控えるよう呼びかけている。
ビスフェノールAについては、国立医薬品食品衛生研究所が国際的に無害とされる摂取量の1万分の1で性周期に異常が出たなどとする動物実験の結果をまとめている。4月に、米専門機関とカナダ政府が相次いで乳幼児の神経や行動に影響が出る懸念を盛り込んだ報告書を発表したため、厚労省もリスクの再評価を決めた。
ビスフェノールAは、ポリカーボネートやエポキシ樹脂と呼ばれるプラスチック原料で、約10年前に人体の内分泌系に影響を与える「環境ホルモン」と指摘され、問題化した。その後、玩具や給食用の食器などは別の素材への切り替えが進んだが、現在も多くの工業製品に使用されている。
高温で溶け出しやすい性質があるため、厚労省は哺乳瓶について「他の材質を使用することも選択肢の1つ」と呼びかける。
缶詰や缶飲料の内側にも使用されているが、国産の缶は技術改良されて摂取量が極めて少ないという。ただ、外国産は今後、厚労省が調査を行うとしており、妊婦に「毎食缶詰を中心とするような食生活を控えるように」と注意喚起する。
【YAHOOニュース】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080709-00000060-san-soci
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