ヤフー買収劇一転和解へ、アイカーン氏を取締役に

米インターネット検索大手ヤフーは7月21日、米マイクロソフトによる買収を拒否した同社の現経営陣追放を求めていた米著名投資家カール・アイカーン氏と和解し、同氏を取締役として迎えると発表した。
ヤフー側の発表によると、アイカーン氏は8月1日の株主総会で予定していた取締役候補の推薦を取りやめ、またヤフーに取締役として加わることで合意した。アイカーン氏はヤフー株の約5%を所有している。

アイカーン氏は声明で「今回の和解に非常に喜んでいる。ヤフーの取締役会および経営陣チームと連携して、同社の可能性を最大限発揮する力となることが許された」と述べた。
1日の株主総会では、現取締役9人のうち8人が再選を目指して出馬する。またこの総会から取締役枠が11人に拡大され、アイカーン氏も新たに就任する。取締役任命委員会は残る2枠を、アイカーン氏が推薦する9人の候補者の中から選出する予定だ。

 『米ヤフーがアイカーン氏を取締役に、委任状争奪戦に幕』
  2008年 07月 22日 00:13 JST

[ニューヨーク 21日 ロイター] 米ネット検索大手ヤフーは21日、委任状争奪戦を仕掛けていた米著名投資家カール・アイカーン氏を取締役として受け入れると発表し、8月1日の株主総会前に同氏と和解した。
アイカーン氏は、ヤフーのジェリー・ヤン最高経営責任者(CEO)を含む取締役全員を入れ替え、マイクロソフトによる買収の再交渉を目指していた。

ヤフーは声明で、取締役を9人から11人に増やすことを公表。現取締役9人のうちヤンCEOを含む8人を再選し、新たにアイカーン氏を迎え、残りの2人はアイカーン氏が推していた候補やタイム・ワーナーのインターネット部門AOLのジョナサン・ミラー前会長兼CEOの中から選ぶ方針だと述べた。
ヤフーによると、アイカーン氏はこの案に賛成票を投じることに同意した。
アイカーン氏は、合意は「好ましい結果」であり、ヤフーのすべてもしくは検索事業の売却について、引き続き検討がなされると確信しているとの声明を発表した。
「いかなる重要な取引についても最終決定を下す前に取締役会全体で十分に協議するとの和解案で取締役会が合意したことをうれしく思う」と述べた。
ヤンCEOは声明で、今回の合意により委任状争奪戦は過去のものとなるとした。
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