|
|
|
駐ミャンマー英国大使マーク・カニング氏は9日、大型サイクロン「ナルギ」による死者と行方不明者は推定6万3000-10万人としながらも、犠牲者の数は増える可能性があると述べた。
カニング氏はヤンゴン(Yangon)からロンドン(London)の報道陣の電話取材に応え欧州各国から入国したなかに死傷者はいないとの見方を示した。
カニング氏は当局関係の情報として死者と行方不明者の数は6万3000-10万人としながらも、最大190万人が被災した可能性があり、犠牲者の数は「飛躍的に」増える可能性があると述べた。
今回のサイクロン被害が、2004年12月にアジア地域を襲った津波と比較される規模にもかかわらず、ミャンマー軍事政権は外国の援助関係者の受け入れを拒否している。
カニング氏は欧州からの入国者や援助関係者が犠牲になった可能性はほとんどないとしている。英外務省は今週、ミャンマーに滞在する英国人17人と連絡が取れないと発表していたが、カニング氏によるとその後数人と連絡がついたという。
外国の援助関係者が被災した可能性もあるとしながらも「そういった情報は把握していない。われわれの知る限りでは(援助関係者の)死傷者はいない」と述べた。さらに「きょう5人ほどを見つけたが、英国をはじめ欧州からの滞在者が犠牲になったとは考えていない」とした。
『サイクロン死者10万人超の恐れ、米国など支援受け入れ要請』
【2008年5月8日10時31分 読売新聞】
【ワシントン=黒瀬悦成】シャリ・ビラローザ駐ミャンマー米臨時代理大使は7日、ヤンゴンの米大使館からワシントンの記者団と電話会見し、ミャンマー(人口4880万人)のサイクロン被害の死者が「10万人を超える恐れがある」との見方を明らかにした。
代理大使は同日、軍事政権の複数の高官と会談し、軍政当局が米国など諸外国の救援チームの入国を認めていない問題で、早急な入国許可を要請した。
ライス国務長官も同日、「政治とは関係ない。人道上の危機だ」と強調し、支援申し出を民主化圧力と切り離して考慮するよう求めた。
ビラローザ臨時代理大使は、「被災地では主食のコメや飲料水が不足している」とし、水の汚染によりコレラなどの疫病が発生する恐れがあると警告。軍政当局者が同大使に語ったところでは、南部の被災地一帯では家屋の95%が消失または倒壊したという。
マコーマック国務省報道官によると、米政府は軍政当局と国連に対し、被害状況を把握できるよう上空から撮影した映像を提供したほか、日本や中国、東南アジア諸国と連携し、軍政に支援受け入れを働きかけていることを明らかにした。

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/96240125
この記事へのトラックバック