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【5月19日 AFP】米ソフトウェア大手マイクロソフトは18日、3日に買収提案を取り下げた米インターネット検索大手ヤフーに対し、株式公開買い付けを含まない、新たな提案を検討していることを明らかにした。
マイクロソフトのウェブサイトに掲載された声明文によると、マイクロソフトは「ヤフーへの買収提案取り下げ以降の進展を考慮して、オンラインサービスと広告ビジネスを発展・拡大させるための選択肢を引き続き検討していく」とした。その上で、「マイクロソフトは、ヤフー全体の買収ではなく、ヤフーとの提携を含む代替案を検討しており、ヤフーにも伝えた」とした。
さらに「マイクロソフトは今回、ヤフー全体の買収を目指した買収提案を行うつもりはないが、今後の進展と交渉次第で再検討する権利を留保する」とした。
一方、マイクロソフトは今回の交渉が、ヤフーとの提携につながるかどうか分からないとしている。
マイクロソフトのヤフー買収問題に関しては、米著名投資家カール・アイカーン氏が15日、買収交渉を「完全にしくじった」としてヤフー取締役会を非難し、交渉再開のために取締役の入れ替えを目指してヤフー株の買い増しを宣言している。
『MS、ヤフーとの提携検討 買収戦再開の可能性も』
2008年05月19日12時28分【asahi.com】
【ニューヨーク=丸石伸一】米マイクロソフト(MS)は18日、米ヤフーとの提携などを検討しており、ヤフー側に提案したと発表した。内容は「ヤフーすべてを買収すること以外」としている。今月3日に取り下げた買収提案を再考し、今後再び買収交渉に発展する可能性も否定していない。
MSは今年2月、ヤフーに買収を提案したと発表したが、買収額でヤフー側と折り合わなかったとして提案を撤回していた。だが、米著名投資家のカール・アイカーン氏が今月15日、MSとヤフーの買収交渉再開を求めてヤフー経営陣の総退陣を迫る「委任状争奪戦」に乗り出す計画を公表。MSによるヤフー買収交渉の決裂を不満とするヤフー株主らもいることから、ヤフーとの提携などを再検討することにしたとみられる。
MSが18日発表した声明は、「インターネット関連とネット広告事業の拡大や改善に向けて検討を続けている」としたうえで、「ヤフーすべての買収ではなく、ヤフーとの取引で代替案を検討している」と表明し、資本・業務提携などによるヤフーとの協調策を検討していることを明らかにした。
さらに、MSは「ヤフー買収を新たに提案したのではないが、ヤフーとMSの株主や関係者との交渉によっては、その選択肢(買収)を再検討する権利を留保する」とも表明し、買収交渉に再び乗り出す可能性も示唆した。米メディアによると、MSはネット広告事業などでの提携を検討しているという。
これを受けて、ヤフーも18日、声明を発表。「現時点でMSがヤフーすべての買収に関心がないことを確認した」と指摘。そのうえで、「MSの提案を含め、すべての代替案を検討する」として、ヤフーの株主価値を最大にするためにあらゆる選択肢を排除しないという従来の姿勢に変わりがないことを強調した。

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