会場の準備中に入ってきた福田さんの姿は笑えたが、本番になると眼鏡の奥からの眼光鋭く怖さと言うか迫力が感じられた。父親である福田赳夫さんも黄門様を気取ったひょうきんさもあった方で、人間味もあり、政治的手腕も長けていた。単純に親にダブらせて判断する訳ではないが、調整力に秀でて、説得力を生かせれば今の政治情勢には適任なのかも知れない。しかし、外見的にも、発言内容からも若い人に受けるタイプではない。
一方、麻生さんは、ここ数年、桧舞台で活躍していた実力が覗き、劣勢が伝わるにもかかわらず、余裕が感じられ、総裁としての風格は具備した力強さがあった。しかし、福田さんとは正反対の明るさや若者受けするような発言もなく終わってしまった。党内での苦境がそのまま表情にも出ていた。「壊された自民党を立て直す」発言くらいに力強いものがあると地方組織の票が取れたかも。
福田さんを推したといわれる小泉元首相対麻生の構図に見える今回の総裁選、決まったような国会議員の票より地方組織の票、出来れば党員、党友の票数を見たいものだ。意外に地域間格差が明確になるのかも知れない。 小泉元首相が橋本龍太郎さんを破った総裁選のようなことはないだろうが・・・
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