『米独立記念日恒例の花火、今年は縮小傾向に』
2008.07.03 Web posted at: 16:48 JST Updated - AP 【CNN.co.jp】
米国は7月4日、独立記念日を迎えるが、例年各地で夜空を彩る恒例の花火が今年は縮小傾向にある。景気減速や山火事の影響で大会を中止したり、花火やクラッカーの販売を抑制する動きが全米で相次いでいる。
山火事が頻発しているカリフォルニア州北部では、住民が裏庭で小さなたき火をすることさえ止められている中、恒例の花火大会実施はふさわしくないと消防当局が判断した。
シュワルツェネッガー知事は自治体に花火の販売禁止を検討するよう促し、住民に対しては露天などで花火を買わないよう呼びかけた。同州バレンシアのテーマパーク、シックスフラッグスも先月、夏の間毎晩行う予定だった花火大会の中止を決めた。
テキサス州では干ばつが続く4つの郡が、個人向けの花火販売を禁止した。マサチューセッツ州では複数の町で、企業スポンサーからの寄付が減ったため資金不足で花火大会が維持できなくなった。
自治体などが主催する花火大会は平均15分で1万ドル(約100万円)の予算がかかる。もっと大きな都市になると大会の規模も大きくなり、予算は10万ドル(約1億円)にもなる。
フロリダ州のココアビーチやカリフォルニア州チューラビスタは、瞬時に消えてしまう娯楽行事のために多額を費やす余地はないと判断した。
火災の危険や景気減速の影響による予算不足に加え、中国の港で起きた爆発事故も追い討ちをかけている。
中国・山水港で起きた爆発により、花火倉庫20軒が破壊され、同港から花火を積んだ船の出港ができなくなった。米国は業務用花火の80%、個人用花火の98%を中国から輸入しているため、この影響で供給が不足し花火の入手が難しくなっている。

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