イタリア特産のモッツァレラチーズの原料とされている水牛の乳から基準値を超えるダイオキシンが検出され、チーズの売り上げが激減している事態について、イタリアの保健当局が26日、危機対策会議を開く。日本および韓国はすでにイタリアからのモッツァレラチーズ輸入を中止している。
問題となっているモッツァレラチーズは水牛の乳で作られたもの。イタリアで乳から基準値を超えるレベルのダイオキシンが検出された水牛66頭が検疫された。現地報道によると、保健関連の専門家らの多くは、人体に有害なレベルではないとしているが、チーズの品質管理機関によると、イタリア国内での売上はすでに30-35%落ち込んでいる。
モッツァレッラ(伊語: Mozzarella)は、イタリア産のチーズの一種である。モッツァレラ、モザレラとも表記される。イタリア南西部のカンパニア州が原産。くせの無い味わいで、独特の弾力ある歯ごたえが特徴である。熟成工程を経ないため、フレッシュチーズに分類される。
種類: 使用する原料によって名称に区別がある。本来の原料は水牛の乳であるが、牛乳で代用したものもある。水牛の乳を原料とするものの方が良質とされる。
水牛の乳を原料とするものを区別する場合、モッツァレッラ・ディ・ブーファラ(Mozzarella di Bufala)と呼ぶ。ウシの乳で代用したものはフィオル・ディ・ラッテ(Fior di Latte)と言う。 「モッツァレラ」は「引きちぎる」という意味。
製法: 「パスタフィラーラ」と呼ばれるイタリア南部独特の製法によってつくられる。乳が凝集した状態であるカード(イタリア語ではパスタ(Pasta)と呼ぶ)に湯を注いで練り、餅のような弾力がでてきたところで、引きちぎって整形する。モッツァレッラという名前は、「引きちぎる」を意味するイタリア語「mozzare」に由来する(硬い表面が無いため、「シャツを着ない」を意味する「scamozzata」を語源とする説もある)。重さはひとつ約280グラムが標準である。
食べ方: そのまま食べてもよいが、味や香りにくせがないのでパスタやピザ、グラタンなどの料理に広く使われる。
生のモッツァレッラのスライスとトマトのスライスを合わせてバジリコを添えたサラダは、インサラータ・カプレーゼ(Insalata Caprese)と呼ばれ、カンパニアの前菜の定番である。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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